Oracle VM VirtualBoxでOracle Database 19cを構築する 2. インストール前の準備
Oracle VM VirtualBoxを使ってOracle Database RAC を構築したときの備忘録です。
あくまで検証機の作成ですので簡易的です。
下記の流れで作業を実施していきます。
2. インストール前の準備
4. DNSサーバを構築する
5. ノード#2を作成する
6. Oracle Grid Infrastructure 19c をインストールする
7. Oracle Database 19cをインストールする
8. DBCAでDBを作成する
今回は 2. インストール前の準備 です。
環境
Oracle VM VirtualBox 6.0.14
1. OSのisoファイルを仮想光ディスクにセットする
作成したマシンを選択して、「設定」をクリックします。
「ストレージ」を選択します。
「コントローラ-IDE」の空のディスクを選択します。
右にある光学ドライブのCDのマークをクリックして、「仮想光学ドライブを選択...」をクリックします。
選択画面が出たら、ダウンロードしたOracle Linux 7.6のディスクを選択します。
2. ネットワークアダプターの設定をする
「ネットワーク」を選択します。
アダプター1の設定をします。
「ネットワークアダプタを有効化」にチェックをいれます。
「割り当て」は「ホストオンリーアダプター」、「名前」は「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」を選択します。
3. 共有フォルダーの設定をする
「共有フォルダー」を選択します。
右にあるフォルダマークにプラスがついているマークをクリックします。
「フォルダーのパス」、「フォルダー名」、「マウントポイント」に設定する値を入力します。
ここでは「shared_file」というフォルダに共有設定をしています。ここで設定したフォルダと仮想OS上でファイルのやりとりをすることができます。
4. クリップボードの共有を設定する
ホストOS(PCのOS)とゲストOS(VM内のOS)間でコピペができるようにします。
作業がしやすいので実施しますが、不要な場合はこの手順は実施しなくても問題ないです。
「一般」を選択します。
「高度」タブを選択します。
「クリップボードの共有」を「双方向」に設定します。
これでインストール前の準備は完了です。